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高 浜 町

小黒飯
Ogurui


お ぐ る い


小黒飯は、若狭湾、高浜湾に面して位置している.『若狭国史』には、「小黒飯浜海中有小島松樹茂生于巌門」とある。
また中世、戦国期、弘治4年正月20日に書かれた室町将軍家の『饗膳故実書(きょうぜんこじつしょ)』の「御散飯供御調進次第」に、この地名が見られる.
建武3年3月の筑前多々良浜の合戦で菊地武敏を破った足利尊氏は、このときの散飯の儀式を吉例として後々までも続けることとした.その料所として「若州春郷之内をくるい」を与えられ、同年入洛した後は、「春郷」全体を与えられたとある.
この春郷は青郷の誤写と思われ戦国期に青郷は幕府料所となっている.また「をくるい」はこの散飯の儀式にちなんで「小黒飯」と書くようになった。
字地名には、砂入・魚見・刀袮など60ヶ所が記入されている.


小黒飯集落


ひとくちメモ
正月初めから春先にかけて、神社などで弓を射る儀式「弓射式(ゆみいしき)」は、若狭でも各地で行われてきた.弓射式には、災いを払い、福を招く願いが込められ、またその1年を占うという意味も含まれている。






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