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| おおい町(大飯) |
| この地域は、住居地の山麓から大飯神社の後背山やその付近、畑地や田の間にまで古墳が群集しており、古代には山にも依存して生活していたようだ。そのあたりから「山田」となったように思われる。 |
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| また、山田の神の祭りには、しめ飾りや白御供などの神饌のほかに、人形(板切れで形作る)をその年の月数だけつくって、人身御供の代わりに神前(山神の森)に供える例になっている。この起源として次のような伝説が語られている。 |
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『ある年、一人のたくましい遍路が山田を訪れた。その日はちょうど「山の口」の祭日で、村でただ一人残った娘を神前に供えなければならず、村中の者が別れを惜しんでいた。遍路は大変気の毒がり、何とかしようと娘の家に泊まり込んだ。遍路が床の中で考えていると、どこからか「とうけい犬に知らすな」という声が聞こえた。一同の者に「統計犬というものがいるか」と聞くと、この家の気性の荒い飼い犬だとわかった。遍路はその犬を唐櫃に入れ、山神の森に供物と共に供え、物陰に隠れた。丑満つ時になると怪物が現れ、やにわに唐櫃の蓋を取った。その瞬間、唐犬は猛然と怪物に跳びかかり、かみ殺してしまった。
数日後、山神の上の方に古狸の死体が見つかり、犬も幾日か後に死んでしまった。』 |
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| このことがあってから、毎年人形を作って供えるようになったという。 |
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| 山田集落 |
東南北の三方を山に囲まれた暖かい 傾斜面に住居が建てられている。 |
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