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| 小 浜 市 |
| 田烏湾に面する谷及(たんぎょ)は、10戸前後の漁村であったが、現在では民宿業を営むようになっている。地名書によると、「たんぎょう」または「たんぎょ」とふりがなが付されているが、地元では「たんぎょ」と言っている。集落の地形から、「谷及」という地名の字になったのではないだろうか。字も読み方も、定かなことは分からない。 |
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| 田烏湾に面する地には、古代製塩遺跡が点在しており、この谷及にも、7〜8世紀の遺跡が確認されている。中世より塩田が開かれたが、製塩には沢山の燃料を必要とするため、近世には山の木の取り合いがあったという記録が残っており、古代より製塩業が盛んであったことが偲ばれる。 |
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| 谷及集落 |
| ◆ | ひとくちメモ |
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毎年4月3日に小浜市矢代で行われる「手杵(てぎね)祭り」。祭りの由来は奈良時代に遡る。矢代の海へモロコシの姫を乗せた船が流れ着いた。浦人たちは金銀財宝に目がくらみ、杵を持ち羊歯の葉を頭にかぶり船を襲い、姫たちを殺してしまった。その後この浦で悪病が流行したので、その祟りを恐れて観音堂を建て、姫を殺した時と同じしぐさで舞を奉納したのがはじまりといわれる。
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