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美 浜 町

馬背峠
Majotoge


まじょとうげ


美浜から敦賀に向かって国道27号線を車で走っていると、「椿トンネル」を抜けたあたりで日本海の波頭と馬の背に似た稜線が眼に入る。佐田の交差点を左に折れ、水晶浜の手前から右に折れると「敦賀半島横断道路」に入る。なだらかな山道を敦賀市縄間(のうま)へ越える約4qの新道である。この道の最高地点が「馬背峠」で標高は180m。峠付近では花崗岩の風化した崩壊地形が見られる。旧道を「馬背越」と呼ぶ。
古来、美浜の丹生・竹波・菅浜と敦賀を結ぶ最短経路であり、ここを通って魚や塩が敦賀へと運ばれた。峠越えの道筋に法源寺田(ほうげんじでん)と呼ばれる地名が残っている。ここにはかつて馬背村があった。
延応元年(1239)3月13日付の「散位信房下文字」(中村文書)に「若狭国馬背竹波四至榜示之堺事」と見える。同文書によれば、馬背川流域は山本十良左衛門が、北部の竹波は伊藤播磨権守が開発領主で知行を許されていたという。しかし、弘治年間(1555〜58)に集落は竹波村へ移ったと伝えられる。
(「三方郡誌」より)。


馬背峠
なだらかな山道が峠へと向かう。峠を越えると急勾配の下り坂となる。






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