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美 浜 町

弥美
Mimi


み   み


美浜のほぼ中央、街を二分するように流れる耳川の両岸が弥美地区である。若狭国三方郡五郷の一つであり、平城京出土木簡に「三方郡弥美郷中村里別君大人三斗」とみえ、藤原宮出土木簡には「耳五十戸土師阿部」「美々里奏勝稲足」とあるのも当地とかかわると思われる。当郷一帯は若狭の耳別が支配したと伝えられており(「古事記」開化天皇段より)、郷市にある古墳後期初頭の獅子塚古墳の被葬者は耳別一族と考えられている。
明治22年、弥美郷の河原市・和田・木野・佐柿・南市・中寺・麻生・宮代・安江・五十谷・寄戸・新庄・佐野・興動寺の14カ村が合併して旧耳村が成立。昭和29年に美浜町の一部となった後も、旧村名の14大字を継承している。
西側の山裾に鎮座する「弥美神社」の祭礼(5月1日)には、「王の舞」(県指定無形文化財)と獅子舞が奉納される。「王の舞」は、古い舞楽の中にあった「竜王の舞」の「竜」が、いつの間にか脱落して「王の舞」になったといわれており、舞手1人(未婚の男性)、太鼓方1人、笛6人で構成。舞手は虹の衣に天狗の面、鳳凰の冠を付けて、白足袋はだしで刀と扇を差し、鉾を振りながら踊る。優雅で美しいその舞は、古い雅楽の調べとともに詩情あふれる神事である。


弥美神社
二十八所大明神とも呼ばれる弥美神社には
28ヶ所の神がまつられている。      






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