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美 浜 町

丹生
Nyu


に ゅ う


美浜町の最北端敦賀半島に位置し、主に漁業を営んでいる。北・東・西方面は山で囲まれた入り江のため、南風以外の影響は受けない漁港である。地名の丹生は、古代における朱の産出と関連するであろうといわれている。また、郷市にある獅子塚古墳の朱もこの地のものではないかともいわれる。
丹生には阿弥陀寺裏山古墳4基、同下山古墳2基があり、ともに円墳。阿弥陀寺遺跡・丹生奥ノ浦遺跡・丹生小学校校庭遺跡は、奈良平安期の製塩遺跡で、いずれも昭和50年代に発見された。
丹生は田の口と奥の浦とがあり、その間の波打際にアイノカミの祠が祀られている。現在、関西電力美浜発電所のある荒長谷にはサブトネ長者の墓がある。伝説では、浄土寺川のほとりで長者が村人に暴言を吐いたため、地引網にくるんで海に投げ込んだところ、以後不漁続きとなった。そこでサブトネの祟りを鎮めるため供養をすると、近来になく大漁になり、それ以来毎年5月に定置網を入れる前に施食会(せじきえ)を行うようになったという。
また、この地区は漁業権の関係で昔から分家をゆるされていない。二男、三男は殆ど敦賀市で家を建て、敦賀市民となっている。隣の竹波地区とは昔から争いが多かったため、丹生区と竹波区の婚姻の関係ない。


丹生大橋


ひとくちメモ
美浜町新庄地区の盆は、8月14日早朝に墓参りをし、その後16日の朝早くに「精霊送り」をする。ここでは、ナス、ウリ、長豆の刻んだものを「水の子」といって、里芋の葉に乗せて供えたり、盆の供え物を藁苞(わらずと)に入れて耳川に流す風習がある。






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