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| 美 浜 町 |
| 三方五湖の1つ久々子(くぐし)湖の西岸に位置する。地元では「さそだ」「さすだ」とも発音する。薬師堂には笹田観音が祭られているが、この観音様には次のような言い伝えがある。 |
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| 『昔、平家の家来に加藤助五郎という人があった。平家没落のとき、家伝来の千手観音を「自分の落ち着く所で再びお会いできますように」と願い、大和国(奈良県)のキシというところから流した。その後、助五郎は日向(ひるが)の地にたどり着き永住した。 |
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| 月日が流れ、ある時、日向港の出口の金根(かね)山のふもとにある大きな岩屋に、夜な夜な光を放つものが現れた。漁師たちは恐れて漁を見合わせ、大勢で見に行くと大きな仏像が横たわっていた。驚いて起そうとするが、重くてなかなか上がらない。その時、助五郎の子孫で五郎佐衛門というものが進み出て「わたしの背においでください」といって背を向けると、不思議に軽く持ち上げることが出来た。仏像のおなかの所に、加藤家の家紋である下がりふじの紋がついていたので、かつて助五郎と分かれた千手観音であるとわかり、笹田に移し置いたという。』 |
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| 日向の海岸には観音洞と称するところがあり、加藤五郎佐衛門の子孫といわれる日向の旧家には、延宝3年(1675)に書かれた笹田観音縁起が残されている。 |
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| 笹田集落 |
梅丈岳山頂に通じるレインボーラインの 入り口に位置する笹田集落 |
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