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敦 賀 市

杉津
Suizu


す い づ


杉津は、元は水津と書いていたが、室町時代中期頃には、水津の「水」が「杉」に書き換えられている。
この地は古くから刀鍛冶が盛んなところであり、鍛刀には燃料の炭と水と粘土が不可欠だが、地勢から考えて、炭と粘土には不自由なかったと思われる。そこで、水が問題となるが、焼刀に用いる水が適していたと考えられる。
銘酒といわれていた岡崎の醸造もこの杉津の水である。
水津は文字通り良質の水が豊富にある、人や舟や物質の多く集まる水辺の津であるところから水津の地名が起こった。後世になって事情を省みずに杉の字を当てて書いたのが、一般に広がって公用にも使用されたらしい。
北陸高速道路の杉津パーキングエリアから見る日本海と敦賀湾は絶景で、その昔、大正天皇が敦賀に行幸(行幸。天皇が出掛けること。)になった折、景色のあまりの美しさに、しばらく汽車を止めてご覧になったという。
杉津パーキングエリアは高速道の景観大賞にも輝いている。


杉津パーキングエリアからの景観


ひとくちメモ
敦賀市赤坂では、氏神の八幡宮の例祭にあたる9月14日〜15日に獅子舞が奉納される。
獅子舞は、鈴の舞・幣の舞・かに・寝・高い山・千秋楽の六種。その中で「かに」は獅子が大好物の「かに」を取って食べるしぐさ、「寝」は「かに」で満腹になって寝る格好をいう。サルなどが出てきて起こされた獅子は「高い山」となる。これは人数が3人になり、内1人が肩車に乗るのでこの名がある。






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