

シャンソン歌手、料理愛好家。講演会、エッセイ執筆、テレビ・ラジオ番組出演など明るいキャラクターで大人から子供まで幅広いファン層に親しまれている。また、キッチングッズの開発も行うなど多方面で活躍中。

江戸時代、北前船の時代から続く伝統の技。北海道から運ばれた昆布はこの敦賀の地で薄く削られて、見事なまでのおぼろ昆布になります。日本一の昆布加工生産高を誇る敦賀の特産品です。
「すご〜い」と驚きの声を上げたレミさんが削りに挑戦。自分で削ったおぼろ昆布の味に、また感激。


日本最北のふぐ養殖地の若狭湾。夏冬の温度差の大きさと、入り組んだ静かな湾内の穏やかな海で育てられたとらふぐは、身が引き締まり肉質の良さが魅力の食材です。
湾内の生簀で育ったふぐの捕獲に挑戦。足場の悪さにもかかわらず見事に育ったふぐを確保。


水どころとしても名だたる若狭路には、その恵みを生かした酒造りも長年の伝統を誇ります。代々続く酒蔵の地下水と米、そして独自の麹が出会い、旨い地酒ができます。

「お酒の個性ってしっかりあるね」と利き酒に挑戦してその違いを味わうレミさん。

塩と糠で漬け込み寝かせてつくるへしこ。昔から若狭路の代表的な味として広く親しまれています。ごはんのおかずにも、お酒の肴にも合う深い味わいが魅力です。
「塩加減が絶妙ね」とレミさんのコメント。料理愛好家としての情熱を駆り立てる食材との出会い。


国道27号線から少し山間に入った静かな木立の中で湧きだす清流。食の原点である美味しい水が豊かな食文化を創り出していく。

種が小さく肉厚な福井梅は三方五湖の湖畔に広がる梅園で大切に育てられます。夏前に収穫され、塩とシソだけで漬け込む梅干しはヘルシーで滋味豊かな味わいです。

昔ながらの変わらない梅干しづくりを見学。「甘い香りね」と完熟の生梅に初めての出会い。

若狭湾で獲れるアマダイの中でも500g以上のものを若狭ぐじと呼び、昔から京の都では高い評価を得てきました。その身は香り高く、淡白で、上品な味わいが魅力の食材です。

「きらきら輝いて新鮮そのものね」と若狭ぐじを手にするレミさん。身が柔らかいから調理法が難しいという話を聞いてさて、どんな料理のアイデアが浮かぶのでしょうか。

脂の乗った鯖をそのまま豪快に焼き上げる浜焼き鯖。身の崩れを防ぐ独特の開きと何もつけずに生のまま焼き上げる素朴さが魅力です。

店頭で次から次へと焼き上がる鯖の串を見てその豪快さに目が輝くレミさん。「そのまま食べちゃっていいの?」食べてまた美味しさにびっくり、でした。

かつては収穫さえ困難だといわれ貴重で珍しい味といわれた自然薯。努力と研究の結果、味そのままに栽培に成功。以来、おおい町の特産品として人気を誇っています。
自然薯を練りこんだそばは町の特産品。「コシの強さは自然薯が決めてなのね。」と納得のレミさんでした。


本来は毒性のため通常では食べられないとされるとらふぐの卵巣を、二年間塩漬けした後、酒粕で一年以上かけて漬け込み見事な逸品に仕上げた名物、福のこ。珍味中の珍味として評価される逸品です。

「昔の人の知恵ってすごいよね。最初に考えた人って尊敬しちゃう。」酒粕に漬けられたふぐの卵巣の前で説明に聞き入るレミさん。
JR若狭高浜駅の駅舎「まちの駅ぷらっとHome高浜」で開催されていた料理教室に、平野レミさんが飛び入り参加。地元の食材を使った料理を前に、「地元の美味しい素材がいっぱいでほんとに幸せね。」

若狭路には自然の中で暮らすための必要なものがすべてあるよね。水、空気、そして人。ここにある食材のすべてにうまさがあって、何も手を加えなくてもそのままで美味しい。野菜も、魚も、そのまま食べられることがほんとに幸せだということが、ここに来て一番強く感じたことかな。」平野レミさんが若狭路を歩いて見つけた食材は、どれも昔から地元の人々の知恵で大切に育まれ、暮らしの中で愛され続けた味ばかり。ぜひ一度ご賞味ください。